秋冬は、ほっこり温泉で暖まりたくなります。てんてんこ(@tenkinikuji2016)です。

最近肌寒くなってきたので、以前から気になっていた近隣の温泉「箕面湯元 水春」「源気温泉万博おゆば」に行ってみました!どうぜなら比較しようと両方。乳幼児ママ目線でどうだったかレビューします。

場所とアクセス

千里中央との位置関係はこちら
千里中央近隣温泉
 「水春」は千里中央から北に約2キロ、「おゆば」は東へ約3キロ

「おゆば」の方が少し遠いですが、どちらも車で10分前後、自転車で20分前後。〇分弱か強かの5分程度の違いくらいです。

「水春」は、自転車だと新御堂筋が行きは上り坂なので、電動でないと辛そう(「おゆば」方面も坂は多少あります)。でも千里中央駅から無料シャトルバスがでているので、車も自転車もなくても手軽に行けるメリットがあります。駐車場はどちらも無料(「おゆば」は3時間までの制限あり)。

利用料金

中学生以上の大人入浴料は同じ(平日750円、土日祝は800円)ですが、子ども料金は「水春」の方が安いケースが多いです。(その他、会員価格、タオルレンタル込み価格、回数券、岩盤浴料金の違いはあります)。

2歳以下の場合、「水春」は無料、「おゆば」は100円。3歳はどちらも100円ですが、4歳は「水春」なら100円ですが「おゆば」は370円、5歳~小学生は平日はどちらも370円ですが「水春」は土日祝400円に。

利用方法

どちらも殆ど同じ。水春の手順を同サイトから引用すると
(1)水春玄関に入られましたら、まず履物を下足箱にお入れください。
(2)フロント手前の券売機にてご入浴券をご購入ください。
(3)フロントにご入浴券と下足箱の鍵をお渡しください。
(4)リストバンドをお渡し致しますので館内でごゆっくりお過ごしください。
(5)岩盤浴専用エリアへは、岩盤浴衣を着てお入りください。
(6)お食事代等のご注文にはリスバンドが必要です(精算はご退館時)。
上記(3)以降が若干違い、「おゆば」では下駄箱の鍵は自己管理、リストバンドはないので館内の買い物などの清算は随時その場です。

ロッカー利用は「おゆば」が少しだけ面倒でした。靴ロッカーはどちらも100円が必要なのですが、「おゆば」は脱衣所ロッカーにも必要だったので。

いずれも近くに両替機があるので用意はできますし、利用後は返却されます。

脱衣所

幼児連れには「おゆば」、乳児連れには「水春」が使いやすい印象でした。

幼児は(子どもに寄りますが)、すぐ動き回りますよね。その時に発見しやすいのは「おゆば」でした。ロッカーの並びが、「水春」はそれぞれ短めに4列くらい、「おゆば」は長めに2列なので見通しが良いのです。「水春」ではどこ行った?と各列を覗いて探すのが手間だったので。

乳児(立つ前の子)は、寝かせる場が必要になります。

「おゆば」にはベビーベッドがありましたが、1つです。平日夜「水春」より「おゆば」は空いていたので困らないかもしれませんが、複数人居たら使いたいときに使えない可能性も。気を付ければ上に置けるかも?な、ベンチのような幅1m未満の木の低い棚がありましたが、落ちそうでちょっと怖い。

その点、「水春」には2~3畳ほどの小上がり風な座敷スペースがあったので、安心して寝かせられます。その場にロッカーもあります。ただ、そこからドライヤーのあるパウダールームは離れているので、大人がママ一人の場合は、洗面台のそばにベビーベッドがある「おゆば」の方が目が届く安心感があります。

「おゆば」のベビーベッド
image

お風呂

洗い場は、乳幼児どちらも「おゆば」の方が使いやすそうでした。

大きいのはシャワーで、家庭のシャワー同様湯量調整できる「おゆば」と違い、「水春」のはできないのです。やや激しめにジャーッと出て、暫くすると止まる、という形式なので、子どもを洗うときにデリケートな子は嫌がりそう。
 
また、「おゆば」は洗い場一つ一つが少し壁で分けられていて、洗っている最中に子どもの逃亡を防ぎやすかったです。コの字型に壁で囲われている残りの一面だけ塞げば出れないので。触られたくない物をその壁の上に置いておくこともできました。幼児対策。

「水春」ではよく見てないのですが、少なくとも「おゆば」にはバスチェアが一つ置いてありました。ねんねの子にとても役立ちますね。

お風呂はどちらも、殆どのお湯の温度が熱過ぎず(熱くないお風呂は「おゆば」の方が若干多かった印象)、大抵が深さも2段階あり浅い場所で子どもが過ごしやすく、問題なかったです。

サウナは使えていませんが、どちらも内湯も外湯も種類が多く楽しめます。雰囲気や清潔感は、「おゆば」の方が良かったです。

お湯の質は、入浴中に肌(自分のも息子のも)を触った感触は「水春」の方が良く、ツルツルモチモチでした。入浴後の顔(肌)状態や翌朝の化粧ノリが良かったのは、「おゆば」でした。

アメニティ

「水春」の方が充実していました。 シャンプー、リンス、ボディシャンプーはどちらにもありましたが、化粧水や洗顔料は「おゆば」にはなかったです。

水春も洗い場には洗顔料はなかったので(入浴後にパウダールームで見かけた)、この二つは持参するのが安心です。ただ、「おゆば」は化粧水付けられなかったにも関わらず、乾燥せず前述のように肌状態が良かったです。

食事処、その他施設

一品料理以外はどちらも、安くて1000円弱、殆どが1000~1500円くらいと、価格帯は大差なし。雰囲気は「おゆば」が良かったです、落ち着けそうな感じで(外から覗いただけなので入り口付近しか見えてませんが)。

「おゆば」
image

逆に子どもが騒ぐと目立つかも?「水春」の方が仕切りも低くだだっ広い、上にTVもある休憩所風な空間(外からも各席間も立てば丸見え)なので、気軽さや大人数での利用しやすさはありそうです。

「水春」
image
メニューは定食系や麺類など。餃子も。子ども食器セット借りれました。


また、「水春」は階下にゲームセンターや100円ショップなどあるアミューズメント施設なので、長時間楽しみたい場合は向いています。その分人が多めで、温泉施設の外は騒がしい面もあります。

「おゆば」はお野菜(わりとお買い得価格)やパン、白バラ牛乳など、お土産以外の物も売っていて、ついでに食材の買い物ができます。

まとめ

総合的に、乳幼児連れには「おゆば」の方が使い勝手が良さそうでした。でも子ども料金を安くしたい、距離が近い方が良い場合は「水春」、のように状況によって使い分けるのが良いですね。


地図

それぞれの地図を再度。

水春


おゆば


「おゆば」は道路からの入り口が少し分かりづらいかもしれません。「老人ホームみらい」を過ぎたあたりを左に入ります。

入るところ。自転車は、赤いひし形看板左に入れる小道があります。
image

明るいアミューズメント施設「水春」と違い、建物全体も周囲も落ち着いた雰囲気です。
image



次回は、幼児連れ温泉で役立ったグッズをご紹介します。