てんてんこ(@tenkinikuji2016)です。

つい最近知ったのですが、近ごろの学校では、地域のボランティアさんが参加する取り組みがあるそうです。「学校支援地域本部事業」というそうで、文部科学省のサイトによると概要は以下。
 社会がますます複雑多様化し、子供を取り巻く環境も大きく変化する中で、学校が様々な課題を抱えているとともに、家庭や地域の教育力が低下し、学校に過剰な役割が求められています。
 このような状況のなかで、これからの教育は、学校だけが役割と責任を負うのではなく、これまで以上に学校、家庭、地域の連携協力のもとで進めていくことが不可欠となっています。
 このため平成18年に改正された教育基本法には、「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」の規定が新設されました。
 学校支援地域本部は、これを具体化する方策の柱であり、学校・家庭・地域が一体となって地域ぐるみで子供を育てる体制を整えることを目的としています。
 そして、学校教育の充実、生涯学習社会の実現、地域の教育力の向上をそのねらいとしています。
私がこの事業を知ったきっかけは、noteというサービスで交流していた方が、小学校で絵本読み聞かせをされていたから。

今は全国の自治体で生涯学習事業が手厚くなっているそうで、上述の方のように地域住民が学校で読み聞かせをしたり、何かを教えたり、といったことが行われているとのこと。へぇ!全く知りませんでした…!

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例えばどんな活動があるの(豊中市の例)?

豊中市はどうなのだろうと調べてみると、

豊中市内の全小学校で、地域子ども教室が開催
されていて、
野球やサッカー、チアリーディング、紙芝居、生け花、昔遊びなど、子どもたちが楽しく遊びながら学べる様々な体験活動を行っています。

なのだとか!参加費は原則無料!

ちょっと逸れますが、私立幼稚園って園によって、放課後に課外クラスをやっていますよね。サッカーや体操など。それらは通常、卒園後も卒園児なら参加できるようです。

なので例えば、「せんりひじり幼稚園の男児の大半はサッカークラブに入っていて、卒園後も引き続き通ってる子が多いらしい」とか聞くと、課外クラスがない園や遠い園に通っていて、小学校でサッカー始めたくなったらどうするのかな?のような気がかりが少しありました。

この教室がどの程度のものなのかは分かりませんが、学校で気軽にこんな教室に参加できるなんて嬉しい驚きでした。

他には?と調べてみると、豊中市の学校支援地域本部の特色ある取り組みも、学区ごとに載っていました(一覧はこちら)。

千里中央近辺の学区は以下ですね。(最近の年のは載っていないけどどうなのだろう?)




 学校農園や昔遊びなどの内容や頻度から、地域との交流が活発かどうかなど学校の様子が少し垣間見えますね。

試しに義理の実家のある市も見てみたら、保育園など減っていて子育て対策手薄そう、と夫が言っていたけれど、この事業の活動は活発なようで、複数の取り組みが紹介されていました。意外。

転勤や住宅購入で引っ越す際は、学区検討時の参考情報の一つとして調べてみてはいかがですか?