あちこちで見かけるセミの抜け殻を息子が集めたがる季節になりました(^-^;

そんななか、先日抜け殻の近くに抜け出たばかりのような蝉が!茶色じゃないんですねー

ふ化後の様子

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羽は緑色、体は黄色。なんだか柔らかそう
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抜け出るのは夜や早朝かと思っていたのですが、これを見たのは14時過ぎ。日中にもふ化するのですかね?

たまたま夕方も同じ場所を通ったので探してみたら、まだいました。2時間ほどの間に、体も羽も茶色っぽくなってきていました。
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全部スマホで近付いて撮ったのですが、こんな距離に近付いても全く動かず。こんな無防備で大丈夫なのか?
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お腹の黄色も褐色がかってきていますね
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ちなみに、最初(14時過ぎ)に見かけたときに、近くにノロノロ木を登っている別の蝉もいました。
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更に茶色に近くなっているので、これはふ化後もう少し時間がたったバージョンなのかも。翌朝は、どちらの蝉もいませんでした。飛び立ったのでしょうね。

せっかくふ化したての蝉を見たし、毎日のように抜け殻を集めているので、その日から蝉の絵本を読んでいます。息子も興味津々。

「モグラくんとセミのこくん」

元々「こどものとも年中向き」で出版されたもののハードカバー版なので、文字数は少し多め(多いものは1ページ12行くらい)、3歳以上なら飽きないで聞けそうな量です。

セミの子が土の中で暮らして外に出て成虫のセミになるまでが、モグラくんとの交流を絡めて物語になっているので、お話として楽しみながら自然と蝉の生態も知れてしまうお得な一冊

科学本がお勉強ぽくて苦手な子でも大丈夫そう。息子も「かがくのとも」系の本は時々途中離脱するものがありますが、これは難なく気に入っています。土の中で過ごす期間や殻を脱ぐ回数など、私は知らなかったので親も意外とためになります

「とくべつなよる」

ハードカバー化(一般販売)されていないようだったので月刊誌状態の写真を。
とくべつなよる

「ちいさなかがくのとも」なので、2歳前後の子から楽しめそうな文字数です。

「モグラくんとセミのこくん」のお話はふ化の1年以上前から始まりますが、これはセミの子がふ化する一夜のみ、土の中から出てくるところから始まります(どちらも終わりはセミが鳴くまで)。ふ化の夜のセミの実態が、実物に近い繊細なタッチの絵で描かれていて分かりやすいです。

気になったら図書館や月刊誌の中古で探してみてくださいね。

ぼく、あぶらぜみ

これは元「かがくのとも」=「ちいさなかがくのとも」より対象年齢が上で、内容がより詳細です。小学生でも大人でも知らないことが多いと思います。まだ読めていないのですが(^-^;家にあるはずなのですが最近行方不明で( ノД`)

同じシリーズのダンゴムシはよく読んでいます。とっても身近な生き物なのに、知らないことがたくさん載っていて大人も楽しめます。我が家はなるべく、実物に絡む機会があったときに関連絵本を読むようにしているのですが、幼児ってなぜかダンゴムシ大好きなので読む機会も多く食いつきも良いです。

蝉の見分け方

蝉自体や抜け殻で、蝉の種類が分かるそうです。『セミのぬけがら調査 - あそびガイド - あそびのレシピ|こどもの国』などに載っていました。でも、見てもよく分かりません…この写真のは何蝉ですかね?