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大阪で転勤族が多いのは北摂、を調べていて以下サイトを見ました。

大阪で転勤族が住みやすいおすすめ人気エリアは「北摂エリア」 

私は大阪歴が浅いので、電車や車、住環境事情などよく分かっておらず、近隣都市との比較はあまりできません。でも北摂に住んでみてどうだったかの実際については、少し詳細に分かるかもしれないので、補充的な感じで書いてみます。

住むことを検討されている方の参考になれば嬉しいです。なんせ転勤族は、住む場所を決める際にその場に行けず、ネットの情報だけで決めなければいけないこともありますから。

住環境は、そこでの生活に一番大きく関わるのに(特に主婦)、実物を確認できずに決めなければいけないなんて。独身時代、複数物件を昼夜観察した上で決めていた身としては、驚きの状況です(我が家は、幼子連れて新幹線乗って出かけて、実物見に行って決めましたが)。

地下鉄御堂筋の緑地公園から千里中央間は、所得層も高く、教育に熱心な地域で、かつ緑にも溢れている住宅街です。
・「所得層も高い」
環境が良いので住みたい人は多いのでしょうが、おそらく賃貸の家賃や分譲物件価格が高めな地域ゆえ、この層が集まるのでしょう。

所得層が高い=30代以降の夫婦が多いです。関東で高齢出産した場合、地方に転勤して若いママばかりだと馴染めるかな、という不安がありそうですが、ここでは知合うママは大抵30代、若くても20代後半です。でも第一子が乳幼児でアラフォーなママは、関東より少ない気がします。

そしてママ友のお宅は、広くて綺麗な立派なマンション、ということも多いですね。転勤族以外は、子どもができて(もしくは結婚後)マンションを購入して越してきたというママが多いように思います。


・「教育に熱心な地域」
乳児から子ども教室や、生後半年(?通える年齢)になったら親子スイミング、リトミック、など未就学児から幾つか習い事をしている子が多い印象です。ある程度栄えている駅なので教室もあり、ママが講師をするようなサークル的な教室もあるなど、習える内容も充実しています。

公立の学校もレベルが高いと聞きました。県外の転勤族が多いという面も影響しているのかもしれません。
最近変わったようですが、大阪だけ絶対評価ではなく相対評価だったので、成績が下がってしまうこともあったようです。

・「緑にも溢れている」
地域にもよりますが、緑が多く、都会のぎすぎすした冷たい感じがなくて、気持ち良いです。


転勤族の場合、大抵住宅手当があるでしょうから、それ程高額を負担せずに、良い環境に住めるという特権を活かせますね。


1970年代の万博で開発された地域である為、古くからの生粋の大阪人がほどんどいません。
これ、転勤族には大きいのでは。このおかげか、よそ者がとても入りやすい地域だと思います。

コテコテの大阪弁やきつい感じの物言いを聞いたことは、殆どないですね。ママ友でも近所の人でも商店でも。

シニア層もわりと裕福な人が多いのかもしれません、それに社交的で元気な人が多い印象です。退職後を地域交流イベントに積極的に参加するような。千里中央の「コラボ」や各町の会館での、年配者向けイベントやサークル活動も盛んなようです。

学校も、転勤族の子が多いので、溶け込みやすいようです。


また、その万博期に建てられたマンションが40年以上経過している為に、2010年以降、最近では建て替えが積極的に行われており、築浅の物件が駅前に出始めているので、まさに数十年に一度のチャンスです。
新しいマンションが続々できていて、子育て世代が急増している印象です。そのため、保育所や幼稚園が激戦なことは覚悟した方が良いです。保育所に入れるのは大変ですし、幼稚園も抽選ですごい倍率だったりするので、入れないかもしれないリスクがあります。桃山台や緑地公園には幾つかありますが、千里中央周辺は認可外保育所が殆どありません。

ただ増設の動きも進められているようで、こども園になったり増改築で定員が増えたりするところも2015年に少しありましたし、2016年4月から上新田や新千里南町には保育所が増設されますので、少しマシになるのかもしれません。

あと、千里中央周辺は賃貸物件が少ないです(少なくとも2014年当初には)。探す時の家賃設定にもよるでしょうが、駅近の新千里東町・新千里西町・新千里北町・新千里南町あたりはそもそも賃貸物件が少なく、限られます。紹介される賃貸物件は上新田や桃山台が多いと思います。

また、商業施設の建設制限があるらしく、駅まで行かないとコンビニが無いとかの不便さがあります。


千里中央は首都圏でいうところの二子玉川駅に近いイメージです。
どちらかというと、「たまプラーザ」に近いと思います。駅や学校まで車通りを通らずに行けたり(新千里東町近辺)、緑が多い、などの街設計のようなものが似ています。

「たまプラーザ団地」は万博と似たような時代に出来た(40年くらい前に開拓され越してきた世代が多い)ので、その世代と、近年増えてきた子育て世代が多く、住んでいる年代層も似ている気がします。

千里中央が整備されて住人が増えたのはおそらく万博の頃。府営団地(多い)などにその頃から住んでいる世代と、団地の建て替えや新設でできたマンション、団地のリノベーションされた部屋などに越してきた子育て世帯、が主な住民だからです(たぶん)。

千里中央は大阪北部のターミナル駅で、梅田、淀屋橋、本町、心斎橋、難波など大阪の中心部へも御堂筋線1本乗り換えなしで通勤、通学ができます。

始発駅に近いこともあり、朝通勤時、座れる可能性があるのもメリットでしょう。 
電車通学・通勤をされる家族がいれば、とても便利な駅です。御堂筋線のほか、モノレールも近い。出張が多い場合は特に、新大阪駅も伊丹空港も30分程度(モノレールの乗換待ちなど除く)!週末出かけるにも便利です。

主要なところに30分程度で行ける場所に住めるなんて、関東出身者には夢のようです。これが地方都市のすばらしさですね。夫は関東時代の帰宅時間は22時とか普通でしたが、今では20時前後。子育て世代には嬉しい限りです。

始発駅で座れる件は、同ブログに詳しく書かれていましたが、今後箕面まで延びるので便利さは減ってしまうかもしれませんが、転勤族はその頃もう別の土地にいるかもしれないですしね。


駅前は商業施設、ヤマダ電気、大丸ピーコックなどが揃い、栄えています。
はい、とても便利で、何でも揃います。スーパーなんて複数あるので、どこをメインで使おうか、メインクレカは何にしようか迷ったくらいです。病院も複数あるので選べます。

難点は、40年くらい前にできた商業施設も多いので、あまりバリアフリーではない点。ベビーカーだと、もう!なんでここだけ階段なのよ!とか、エレベーター探したり待ったりでちょっと不便な時があるかもしれません。


最寄駅への交通がバスになる可能性が高く、豊中市は自家用車所有率が35%と大阪の中でも車文化色が強いエリアとなります。
最寄駅に近くても、市役所とか、豊中市の施設は豊中駅近くに多いので、そこへは電車を乗り換えるかバスになる、という不便さはあります。でもバス1本で行けたり、本数もわりとあるので、たまに行く程度ならそれほど不便には感じません(頻繁に行く気はうせますが)。

車は、ママ友から運転しづらいと聞いたことがあります。道路事情的にややこしいようで。転勤族だと車所有していない人もいそうですが、カーシェアという手がありますよ。

また、自転車だと、坂が多いので電動必須だと思います。電動自転車があれば、バスでしか行けない豊中や山田、北千里など違う路線の駅にも行きやすいので、行動範囲がぐっと広がり便利です。

というわけで、「北摂エリアは転勤族が住みやすい」です。

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