てんてんこ(@tenkinikuji2016)です。

コラボのポスターで知りました、今年もボローニャ国際絵本原画展が始まっています。

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これ、何が嬉しいかって、無料の一時保育が生後半年から利用できるのです!

※対象日時限定、定員があり先着順での事前申込制。8/22(月) 9時から申込開始されてます!

公的な一時保育が利用できる対象月齢は自治体により異なるのですが、豊中市では一歳以上なので、0歳だと殆ど預けられないのですよね。

公的というのは、こども園の半日/1日の一時保育や、市開催の講座に稀に付属する託児、月1回ある託児付きの図書館利用(千里図書館でなく豊中駅近くのすてっぷライブラリー)、のようなサービスです。

0歳育児って、まだ慣れていないうえに手もかかり、泣かれることも多く、ストレスが多いです。

一人時間が欲しくなっても、転勤族だと親族が近くにいない、パパや私立保育園だと安全面の確認や仕込みやお金、理由が必要になったりと、気軽には預けられません。

一方で、子どもができると急に行けなくなる、行っても落ち着けなくなる場所もあります。美術館や映画館、コンサート、飲み会、お洒落なレストラン…。

一人時間もそれも、それまで当たり前にできていたのにできなくなり、残念に思っていた私は、2年前この展覧会の一時保育を知ってすぐ申込み、土地勘ないなか西宮まで、生後半年の息子と二人で行ってきました。

平日の日中なら、ベビーカーでの電車移動や最寄り駅からの徒歩もとくに支障なかったです。

一時保育について



広い専用の部屋が、臨時一時保育室として用意されていて、玩具も保育スタッフもたくさん集められていました。

おそらく多くはプロではないのでしょうが、充分な人数の大人の目に見守られるので安心でした。

去年の毎日新聞に過去の写真や様子が載っていました。

保育受付で子どもとお世話グッズを預け、観賞後は決まった時間までに引き取りに行きます。

そのときに預け中の子どもの様子も伝えてくれます。

原画展について


子どもができてより身近になり関心高まった絵本、原画ってどんななんだろう、見てみたい~くらいの関心度で行きましたが充分楽しめました。

知りませんでしたが、世界中の誰でも、作品を用意すれば応募できるのだそうです。それを各国から選ばれた専門家たちが審査します。

様々なタッチや世界観があり、新鮮で飽きません。

2年前の会では、絵本作家が海外で開催したワークショップ映像が流れていたりと、作家や展覧会に関連するストーリーも興味深かったです。

今年は50周年とのことで、その展示もあるそうです。

展示は絵本の一部の原画という感じですが、絵本になったものが置かれていて、座って自由に読めるコーナーもありました。

絵本や関連グッズの販売もあり、気に入ったけど通常の本屋ではなかなか出会えなそうだなと思った本を思わず数札買っちゃいました。


申込方法


大谷美術館に電話申込します。一時保育のほか、サイン会やワークショップもあるようです。

申込方法はこちら。美術館サイトにも載っていましたがこちらの方が一時保育の記載は詳しかったです。
http://www.nishi.or.jp/homepage/shicyo/koho/sh

申込始まっているのでお早めに。もう埋まってたらごめんなさい。


2年前ここで購入した絵本


会場内の売店で売っていた本を一通り見て、気になったものを吟味して決めた2冊を買いました。

まずこちら。


お布団と枕に色々お願いするお話で、語り口調や色合いの独特の雰囲気が気に入りました。


お布団さんが優しく頼もしく、お願いに答えてくれるのも素敵です。おねしょについても出てくるので、そろそろ息子にまた読んであげようかな。

購入した少し後に、第7回MOE絵本屋さん大賞2014の第5位を受賞されていました。「でしょ。やっぱりいいよね!」と嬉しい反面、マニアックな良い絵本を発掘したつもりが有名になってしまったのが残念な気もしたり。

次はこちら。


これも独特な色合いと絵が気に入り。パパは安全地帯にもクッションにも、色んなものになって、子どもと遊んだり守ったりできるんだよ、という父と子の微笑ましい図がたくさん続きます。


子どもと夫がこんな関わり合いをしていけたらいいなという想いも込めて。お部屋に飾っても良さそうなデザインですし、パパへのプレゼントとしても良い絵本だと思いますよ^^

もう一つ、とーっても気になったけど息子にはまだ早いので買うのは踏みとどまったのがこちら。


体のパーツの特性ステンシルを使って、様々なポーズの人を描けるのです。絵本ナビを見るとステンシルやどんなものが描けるかが分かりますよ。

会場では、これを使って三浦さんが海外で開催したワークショップの映像が見れました。子どもたちが自由な発想で楽しそうに描いていく様子がとても魅力的だったので、大きくなったら息子にもプレゼントする予定です。