関西での入園と、関東での転入に際して複数の幼稚園を見学・検討したので、私が感じた相違点を纏めます。

なお、「関西」「関東」と書きますが、それぞれ全域は知りません。関西は北摂地域で、豊中市・吹田市・箕面市、関東は神奈川・東京・埼玉、の近辺についてです。特に後者は広いので、全部ではなく検討した一部地域です。

1. 入園金

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関東は高くて驚きました!
大阪だと、8~10万円くらいで、それでも高いと思っていたのに、関東では10~20万円くらい!13~17万あたりが多い。

普通は支払は入園時のみですが、転勤で転園すると何度か払う羽目になるのでとても痛い。痛い。痛すぎる。会社によっては転勤の補助として出るところもあるらしいですがうちはない。

この入園金の額差や、そもそも用途は何なんでしょう?割って年額にするとか転出時は一部返金とかして欲しい。切実に。

かといって保育園は求職中では入れないだろうし、公立幼稚園は4年保育&延長保育がない点が使い辛いので、私立幼稚園ということになるのですが。


2. 願書提出時期

関西は、説明会が~9月、10/1提出
関東は、説明会が~10月、11/1提出
入園前の転勤時はとくに気を付けないとですね。

転園時も、時期が被れば説明会で話が聞けたり資料が貰えるので、園選びの参考にできます。


3. 水曜が午前保育

関西で近隣園にはないのですが、関東では水曜が午前保育の園が多かったです。なぜなのかは謎。


4. お弁当や徒歩通園のみ

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関西では、完全給食でなくとも、お弁当と給食半々な園しか知りませんが、関東では完全お弁当の園もたまにありました。

バスがなくて行きも帰りも親が園送り迎えという園も。集団降園もないと、負担大きいですね。その分先生と話したりできるけど。でも保育園ではこれが普通ですものね、そう考えると大したことない気もしなくもない。


5. 制服がほぼない園もある

どこでも主流は制服です。関西では体操服と兼用できるラフな制服にしている園が1つあり、珍しくて先進的な印象。

だったのですが、関東には制服がない園が少数ですが複数ありました。私服の上に、指定のスモッグのような園服だけ、またはママ手作りのスモッグ(柄などバラバラ)の着用のみが指定、など。

ズボンやスカートにポロシャツとトレーナーやカーディガンだけのような、洗濯に強いラフな制服という園も。

以前も書きましたが幼稚園の制服制度は大嫌いなので、ない園万歳。投降園と行事時だけのための制服の意義が分かりません。


6. 駅近くにも拠点がある

神奈川で調べたなかで2園ありました。関西では身近になかったので新鮮でした。

駅から遠い園が、駅近くにも別拠点を持っている。早朝や延長保育を使う場合、親はその別拠点に送り届けたり、お迎えしたりができます。

子どもたちはその別拠点から、通常保育の時間帯は園バスで、園へ往き来して貰えます。

駅近くの別拠点は、園専用のタイプのほか、その保育施設が複数園と提携しているタイプもありました。

北摂にもこのタイプあればいいのに。遠い園は延長や課外保育後のお迎えがネックで選択肢から外したので。千里中央近辺に別拠点があれば、豊中付近や箕面・吹田の幼稚園も利用しやすいですよね。


7. 通常保育内で通年プール

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吹田に1つあるので地域によらないかもしれませんが、関東では隣のプール施設で通年、通常保育内でプール指導が受けられる園がチラホラありました。

週に一回だったり、児童数が多くて月に一回だったり。プールは人気の習い事ですし、幼稚園のなかでできると時間とお金の節約になりありがたいですよね。


8. 必須の配本絵本が無い

関西では「キンダーブック」のような幼児雑誌風の絵本が必読(毎月自動的に必ず購入しクラスで読んで自宅へ持ち帰る)の園が多かったのですが、関東では任意購読のみの園が多かったです。

たまたま確認した園がそうだっただけかもしれないし、文化の違いがあるのかも?

個人的には長く読める月刊絵本(福音館書店とか)以外は家に溜めたくないので、必須無い方が嬉しい。


まとめ

北摂の幼稚園を殆ど調べて、幼稚園ってこんな感じという数種のタイプを分かったつもりになっていましたが、色んな幼稚園があるものですね。

幼稚園検討時に在園児ママに話を聞いたときに、「この園しか知らないけどここはね…」と言っていた方がいました。たしかに普通は、入園したら卒園までそこで、下の子も同じ園という人が殆どですよね。

転勤での転園は残念で別れは悲しいものですが、色んな園を経験できるのはそれはそれで貴重な経験とも言えます。親子とも、新しい環境も楽しんでいきたいと思います。



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